水虫(白癬菌)とは
かゆーい、むずーい、はすかしいぃ・・・。
このイライラ病、水虫の感染者は全国に2000万とも6000万ともいわれています。年齢を経るごとに、感染率は高くなります。
水虫は白癬菌(はくせんきん)という、カビの仲間に感染しておこる皮膚病です。
「水虫」の名の由来は、昔、田んぼなどで、足にぶつぶつができて痒くなることから、水中の虫が原因と思われていたことによります。正式には「足白癬」といいます。
水虫、白癬菌の症状でよく言われるのが「痒くなる」というものですが、みずむしに感染すると、必ずしも、痒くなるわけではありません。
「みずむし(白癬菌)」は足の裏以外にも、「爪」「手」「頭皮」にすら感染します。水虫患者が素足で歩き回ることで、白癬菌が家中にばらまかれ、家族にまで感染します。
爪に水虫が感染した場合は、自宅完治は難しく、皮膚科のお医者さんに診療してもらわねばなりません。
最近は低体温児、アレルギー体質の子供が増えましたが、
それらの子は身体の抵抗力が弱い場合があり、水虫に感染しやすい可能性もあるので、注意が必要です。
水虫の完治には時間がかかります。一見、治ったようでも、皮膚の奥に少量でも水虫(白癬菌)がひそんでいれば、すぐに勢力を盛り返し、再び、水虫のイライラに悩まされてしまいます。
なので、治ったと思っても、三ヶ月は薬を使用することが、大事といわれています。
皮膚の表皮にはランゲルハンス細胞という免疫担当細胞があります。
この細胞が白癬菌の分泌物、死骸などの情報をキャッチすると、皮膚の深部に移動し、リンパ球を呼び寄せ、みずむし(白癬菌)の情報を伝達します。
今度はこのリンパ球が自分の所属するリンパ節に移動し、仲間のリンパ球を分裂、増加させ、大量の抗体を作りはじめます。
このため、リンパ節がはれ、高熱がでることもあります。
たくさんの仲間をつくったリンパ球が水虫の病巣部に戻り、様々なサイトカインといわれる化学物質を分泌します。
一部のサイトカインは表皮細胞の分裂を促進させ、表皮のターンオーバー(新陳代謝)を早めます。みずむし(白癬菌)に感染し、皮膚がポロポロとたくさんむけるのは、このためで、水虫菌を振るい落とし、完治させようとする作用なのです。
また、別のサイトカインは多くの白血球を呼び寄せ、病巣部でみずむし(白癬菌)と戦わせます。これらの白血球は戦いつかれると、死に、その間際にたんぱく融合酵素を出すために、水疱や膿疱ができます。
みずむしに感染して、水疱、膿疱ができるのは、自身の免疫、アレルギー反応が作用したためです。
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